日本でK-POPブームが巻き起こった2010年以降、多くのK-POPアーティストたちが日本でもライブを行っています。「K-POPのライブに行ってみたい！」という人も、「韓国公演に行きたい！」という人も、初めて参加するときには不安があるのではないでしょうか？
今回は、K-POPライブに必須の持ち物や、おすすめの服装、さらに日本公演と韓国公演で異なるチケットの取り方についても徹底解説します。
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【必須の持ち物】日本でも韓国でも、まずはコレ！
チケット
何はともあれ、これがなければ入場が出来ないのが「チケット」です。
電子チケットの際は、ログインの確認、QRコードの表示方法などを念入りに確認しましょう。不足の事態に備えて、QRコード画面のスクショを取っておくこともおすすめです。
スマートフォン
電子チケットの場合や、ファンクラブの会員証提示が求められること場合もあるので、スマートフォンは必須！
そのほか、コンサートグッズを会場で購入する際のモバイル決済端末としても便利なアイテムです。
身分証明書（顔写真付き）
チケットがあれば基本的には入場可能ですが、ランダムで本人確認される場合があるので、顔写真付きの身分証明書を持って行きましょう。
モバイルバッテリー
電子チケットはもちろん、モバイル会員証など必要な情報が提示できるように、最低でも入場するまでは充電が切れてしまわないよう準備しておくと安心です。
お金
会場でのグッズ購入の際、日本国内であれば現金、クレジットカードのほか、各種モバイル決済が可能なケースが多いですが、会場によっては現金のみのケースも。
たくさんの人が集まる会場では電波状況が悪く、モバイル決済が使えないことも想定されるので、数種類の決済方法を用意しておくことがおすすめ。
また、韓国でもクレジットカード決済が可能ですが、国際ブランドによって使用できないこともあるので注意が必要です。
【ぜひ持って行きたい】K-POPライブの醍醐味を味わうなら！
ペンライト
K-POPのライブでは、グループごとの個性溢れる公式ペンライトが人気。
演出としてペンライトが制御されることも多いので、事前に確認をしておきましょう。
うちわ、ボードなどの応援グッズ
ライブ中、近くまで来てくれた推しにアピールできるうちわやボード、スローガンタオルなども、K-POPのライブをより楽しむためのアイテムです。
公式グッズ以外の持ち込みNGや、サイズ規定がある場合もあるので、事前に確認して行きましょう。
双眼鏡
ドームやアリーナなどのライブは、大型モニターが設置されているので、双眼鏡がなくてもでも十分に楽しめます。
しかし、双眼鏡があれば推しの表情や、些細な仕草まで逃さず見ることができます。一度買えばずっと使えるものなので、よりライブを楽しみたい方にはおすすめのアイテムです。
トレカ・ぬいぐるみ
会場での記念撮影の際に役立つトレーディングカードや推しのぬいぐるみ。
バッグに“推しぬい”を付けておくと、隣の人と話すきっかけにもなるかもしれません。
【あると便利】 K-POPオタク直伝！おすすめの持ち物
エコバッグ
エコバッグやサブバッグは、グッズをたくさん購入してしまった際にあると便利なアイテム！
また、公演中は荷物を足元に置くことになるので、床置きが気になる方は、ゴミ袋などカバーとして使える袋を用意するのもおすすめです。
クリアファイル
入場時に配られるフライヤーや、購入したパンフレットやフォトブック類を綺麗に持ち帰るのに便利なアイテムです。
そのほか、スローガンイベントで配られたスローガンを綺麗に保存しておきたい方は、折らないで持ち帰るための輪ゴムやボトルもあると便利。ちょうどいいサイズのウォーターボトルを活用すれば、綺麗に持ち帰るだけに留まらず、そのままお部屋にも飾れます。
飲み物
公演中につい酷使してしまいがちな喉をケアするための飲み物も、あると安心です。
特に、昨今猛暑が激しい夏は水分補給が必須なので、早い段階で用意しておくのがおすすめです。
【夏】タオル、小型扇風機、日傘
ドームやアリーナなどの周辺は屋根がないところも多く、グッズ購入で並ぶときや、入場までの待ち時間は炎天下にさらされます。日差しを避ける日傘や、暑さを凌ぐ小型扇風機、汗を拭くためのタオルも頭からかぶれば帽子代わりになります。
【冬】カイロ
背中やお腹に1枚貼るだけでも効果抜群のカイロも、冬の公演時には1〜2個持っておくと安心のアイテムです。
韓国公演へ行くときに便利な持ち物は？
モバイルWi-Fi
開催直前の情報をチェックしたり、会場までのルート確認にもデータ通信は必要不可欠。
以前は、モバイルWi-Fiは旅行に欠かせないアイテムでしたが、現在では通信会社や契約プランによっては、別途申込や課金をすることなくそのまま韓国の通信会社の電波を利用することもできるので、必ずしも必要なアイテムではありません。
しかし、通信量がかさむとデータ速度が遅くなってしまったり、人の多い会場付近や会場内では電波はもちろん、フリーWi-Fiも繋がりにくくなることも想定されるので、あると便利なアイテムです。
T-moneyカード（交通系ICカード）
日本のSuicaやPASMOのように繰り返しチャージして、地下鉄やバスで利用できるT-moneyカード。デザインによって価格が異なりますが3,000ウォンほどで地下鉄駅構内の自販機やコンビニなどで購入可能です。
チャージ用の機械は日本語にも切り替えられるのでチャージも簡単で、繰り返し使えるので1枚持っておくと韓国旅行の際にとても便利です。
翻訳・乗換・地図アプリ
韓国旅行には、翻訳・地下鉄やバスの乗換、地図アプリもあると助かるアイテムです。
韓国で使える、おすすめアプリ
▪️Papago（翻訳）
NAVERのアプリで、韓国語の翻訳性能は申し分なし。
カメラ翻訳も可能なので、ハングルが打てなくても大丈夫です。
▪️NAVERマップ（地図）
韓国国内ではGoogleマップの機能性に問題があるので、NAVERマップがおすすめです。
▪️韓国地下鉄路線図（地下鉄乗り換え）
路線図を見られるのはもちろん、出発地と目的地を入力してルート検索も可能。
▪️KakaoBus（バス）
日本語対応不可ですが、路線や時刻の検索におすすめです。
K-POPライブのおすすめの服装は？
ツアーグッズのTシャツ、フーディー
ツアーグッズは、ツアー期間中に大活躍するアイテム！
同じアイテムを着用しているファンも多いのでファンダムの一員であるという一体感や連帯感も感じられ、「特別な気分を味わいたい」という方におすすめです。
メンバーカラーやグループカラーでコーディネート
コーディネートにメンバーカラーやグループカラーを取り入れるのもおすすめです。
メンバーカラーを取り入れることで、推しへのさらに強烈なアピールにもつながりますよね。
目を引きたいならコスプレ、双子コーデ
「とにかく目を引きたい」という方におすすめの服装は、コスプレ。
推しが好きなキャラクターのコスプレは、推しの目を引くこと間違いなしです。友達同士で服装を合わせる双子コーデもおすすめです！
露出度の高い服、ヒールは避けましょう！
高いヒールは後ろの人の視界を妨げてしまうため、クレームのもとにもなり兼ねません。また、メンバーたちから「ジャンプ！」と促されたときにも、ヒールを履いていると怪我につながる可能性も。
露出度の高い服は、周囲の人の目のやり場に困らせることになったり、痴漢に遭う危険もあります。
怪我やトラブルは、せっかくの楽しい気分も台無しになってしまうので、周りの人への配慮や安全を考慮した服装で楽しみましょう。
K-POPライブ、チケットの取り方は？
日本公演は「抽選」が定番！
まずは「抽選」から始まる、日本公演のチケット申込の種類について紹介します。
ファンクラブ先行：抽選
最優先となるのは、アーティストのファンクラブに入っている人だけが応募できるファンクラブ先行です。
「日本オフィシャル」と「日本公式モバイル」の2種類のファンクラブがあるアーティストの場合は、ファンクラブ先行だけでと3段階の申込がおこなわれます。
| ① 1次先行：W会員 ② 2次先行：日本オフィシャルファンクラブ会員 ③ 3次先行：日本公式モバイルファンクラブ会員 |
プレイガイド先行：抽選
チケットぴあ、ローチケ（ローソンチケット）、e+ （イープラス）などのプレイガイドを通じて申込が可能。基本的には無料の会員登録で応募ができますが、有料会員のみ応募可能な場合もあります。
一般販売
数段階の先行（抽選）を経てからおこなわれる一般販売は、先着のため販売開始から数分で売り切れることも珍しくありません。一般販売も、プレイガイドを通じて申込が可能です。
注釈付き指定席／立ち見席
見切れ席とも呼ばれるステージ真横や、機材類で見えにくい注釈付き指定席（注釈席）、座席のない立ち見席など、特に人気の高い公演は、通常解放しないスペースを販売することもあります。
リセール／定額トレード
公式のチケットトレードサービスも要チェック。アンオフィシャルでは価格高騰必至のチケットトレードですが、公式サービスに出品されていれば定額で購入することができます。
韓国公演は「先着順」が定番！
近年は、抽選方式を取り入れている公演もありますが、韓国のチケットは“チケッティング”と呼ばれる「先着順」が定番です。
| 韓国3大チケッティングサイト ▪️INTERPARK（인터파크 티켓）globalinterpark.com ▪️Melon Ticket （멜론 티켓）tkglobal.melon.com/ ▪️yes24（예스24 티켓）global.yes24.com |
韓国国籍や外国人登録証がない人などは、韓国国外居住の場合はグローバルサイトから購入。
購入の際には、あらかじめアカウントを作成しておくほか、可能な決済方法、サイトの使い方も事前に確認しておくことをおすすめします。
最近はモバイルチケットを採用しているコンサートも増えているようですが、紙チケットの場合は、「現場受け取り」と呼ばれるコンサート会場で受け取る流れになっています。
| 現場受け取りの際に必要なもの ▪️予約番号が確認できるページの表示／予約ページを印刷したもの ▪️顔写真付き身分証明書 |
K-POPライブをもっと楽しむためには？
「応援法」を覚える！
K-POPの特徴のひとつといえば、曲の合間に入れる掛け声である「応援法」ですよね。応援法をマスターすれば、ライブをより楽しめること間違いなしです。
グループによっては、応援法が凝っていて難しいため、「楽曲がたくさんあって覚えられない！」という場合には、メンバーの名前を呼ぶ部分だけでも覚えて行くのがおすすめ。
近年は、アルバムのリリース直後にタイトル曲の応援法をメンバーたちが直接披露してくれる動画もあるので、公演前は練習もかねて応援法をひたすら視聴して、気分を高めましょう！
ペンライトの接続設定を確認！
せっかくのライブの途中で「光らない！」「光り方がおかしい！」なんてことは避けたいですよね。
電池や光り方の確認も入念にしていくことをおすすめします。
スローガンイベントがあるかも！？
K-POPのライブでは、ファンからメンバーたちにメッセージを掲げるスローガンイベントもあります。一般的に、スローガンは会場入口で入場の際に配られ、裏面に掲げるタイミングが書かれています。
海外から参加するファンのために、韓国公演の場合でも韓国語のほか、英語や日本語でも記載されているので、ハングルが読めなくても大丈夫です。
準備を念入りにして安心してK-POPライブを楽しもう！
K-POPライブを楽しむには、チケットやスマホをはじめとする必需品から、K-POPライブの醍醐味でもあるペンライトやうちわなどの持ち物はもちろん、服装や応援法まで、念には念を入れた準備が必要不可欠です。
また、周りの人たちへの配慮などのマナーを守ってこそ、自分も周りの人も心から楽しめるライブになるのではないでしょうか。
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韓流ブーム初期から長年にわたり韓国文化に親しみ、K-POPを中心に、音楽、ドラマ、映画、食、旅行のほか、言語や歴史まで幅広く探究してきた“韓国マニア”です。多彩なジャンルに触れて培った“総合力”を強みに、アーティストの魅力や最新のK-POPシーンをわかりやすくお伝えし、韓国をより身近に感じていただける記事づくりを心がけています。
