K-POPの推し活をしている人なら、「スローガン」や「スローガンイベント」という言葉を聞いたことがあるのではないでしょうか。
今回は、K-POPコンサートに欠かせない「スローガン」について、買い方や作り方、おしゃれな飾り方、さらには注意点やルールなどを徹底解説します。
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スローガンとは?
スローガンとは、主にコンサートやイベントで使用する、ペンライトなどと並ぶ代表的なK-POP応援グッズのひとつです。
ファンの存在や想いを視覚的に伝える手段として、アーティストとの絆を深める重要な役割を持ち、ペンライトが公式アイテムであるのに対し、主にファンが製作するスローガンは「ファンが主導して作る文化の象徴」的存在です。
また、同じメッセージを掲げることでファン同士の一体感を生み出し、コンサートやイベントの記念品として思い出を形に残せることから、K-POP文化のなかで応援手段として成長し、広く普及しました。
どんな場面で使われる?
スローガンが使われる代表的な場面は、K-POPコンサートやファンミーティングの会場です。
応援グッズとしての役割のほか、ファンからアーティストへのメッセージを伝えるために、特定の曲やタイミングで一斉に掲げるサプライズの「スローガンイベント」でも使われ、コンサートで一体感を演出する重要なアイテムです。
そのほか、K-POPアイドルの誕生日などを記念して、ファンがプロデュースするカフェイベントや広告イベントでも配布されたり装飾で使用されたりしています。
応援ボードとの違い
スローガンと応援ボードは、どちらもアーティストを応援するためのファングッズですが、形・目的・使われ方などに違いがあります。
| スローガン | 応援ボード | |
| 形状 | 横長のバナー | 手に持つパネル型 |
| 素材 | 布、または紙 | プラスチック段ボール、 スチレンボードなどの硬い素材 |
| 主な用途 | メッセージで応援するほか、 インテリアとして装飾、記念品 | 名前やメッセージを 大きく見せてアピール |
| デザイン | シンプルでおしゃれ | 文字は大きめ、 蛍光色やラメを使った目立つ装飾 |
| 規模 | ファンやマスター、 公式で量産されることが多い | 個人で手作りすることが多い |
スローガンの種類
①公式スローガン
主にオフィシャルツアーグッズの1つとして製作・販売されるのが、公式スローガン。
グループ全体のスローガンのほか、メンバー個人のスローガンがあるほか、スローガンタオルなど種類もさまざまです。
SM、JYP、HYBEなど、大手芸能事務所の人気アイドルも公式スローガンを販売してきました。
コンサート開催前にオンラインストアで購入できるほか、コンサート当日に会場でも購入できるなど、最も手軽に手に入れることのできるスローガンです。
②コンサート会場などで無料配布されるもの
近年のK-POPコンサートでは、もはや恒例化しているといっても過言ではない「スローガンイベント」。
コンサートやファンミーティングの途中で一斉にスローガンを掲げ、アイドルへの感謝や愛情を伝えることを目的に、主にファンダムが自費で製作・配布して、スローガンイベントをおこなっています。
スローガンイベントで使用するスローガンは、一般的に会場の入り口で入場時に配られることが多いですが、座席に置かれていることも。
指定の曲が披露されたときなど、掲げるタイミングはスローガンの裏面に、韓国語のほか、英語や日本語で記載されています。
スローガンイベントの感動的なシーンとともに、コンサートの思い出にもなる意味深いスローガンです。
③自作のオリジナルスローガン
自作のオリジナルスローガンは、自分らしく推しを応援したいという気持ちや、推しへの愛を自分の手で形にできる手段です。
自分だけのデザインやメッセージで作ることができるので、「イベントやライブでほかのファンと差をつけたい!」という人におすすめ。
自分で使用する以外にも、カフェイベントやコンサート会場周辺で配布することで、推し活の交流が深まるきっかけにもなります。
ただし、オリジナルスローガン作りには、後述する「注意点やルール」について十分な配慮が必要です。
④マスターから買う
グループやメンバーの熱心なファンであり、特に高画質な写真を撮影してSNSやファンサイトで公開してくれるマスターはK-POPの推し活には不可欠な存在です。
マスターはツアーや誕生日などのタイミングに合わせて、オリジナルのスローガンを作成し、販売、または配布をしてくれます。
マスターのスローガンは、マスター自身が撮影したオリジナルかつ、高画質の写真を使用し、凝ったおしゃれなデザインが特徴。価格もおおよそ2,500円ほどと比較的安価であるうえに、数量限定やイベント限定で作られることが多く、レアアイテムとして人気を集めています。
マスターがSNSを通じて告知をするので、「申し込み」→「支払い」→「配送」またはコンサート会場周辺などでの「現地受け取り」の流れで購入可能。
または、日本のグループオーダー(共同購入)を請け負ってくれているところに委託して購入することもできますが、詐欺アカウントもあるので十分に注意が必要です。
また、マスターグッズは「公式グッズ」ではないので、会場によっては持ち込めない場合や、代金の未返金、発送遅延、連絡が取れないなどのトラブルが発生することもあるので、実績のあるマスターのアカウントであるか見極めることが必要です。
さらに、マスターは営利目的でグッズの製作・販売をおこなっているわけではなく、転売や無断再配布を禁止しているケースが多いので、ルールに則って購入、使用をしましょう。
スローガンの素材やサイズ
スローガンに使用される主な素材は、「ポリエステル布」「タオル生地」「紙」「PPシート」があります。
その中でも、マスターが販売・配布するスローガンとして最も使用されている素材は、ポリエステル布です。
ポリエステル布に、リフレクションフィルムやホログラム印刷などの加工を施した「White Reflection Slogan」という製法が主流。
これは特にコンサート会場などの照明に反応して美しく反射するように作られていますが、一部の会場・公演では、反射素材が光を乱すため、使用や持ち込みを制限している場合があります。
そのほか、無料で配布するスローガンとしては、紙スローガンが定番です。
布スローガンのサイズは「60×30cm」が一般的で、紙スローガンの場合は布スローガンの半分である「30×15cm」のほか、「45×15cm」などがあります。
スローガンの作り方
推しへの愛を込めて!手作りする
できあがっていく過程も楽しめる、手作りスローガンも可能です。
「Illustrator」「Photoshop」などの専門的なデザインソフトがなくても、専用のアプリで簡単にデザインができ、紙スローガンだけでなく、アイロンなどがあればポリエステル布のスローガンも家で手作りすることができます。
ポリエステル布は、100円ショップでも購入可能で、そのほか反射タイプのアイロン転写シートや、ホログラムシートなども、ネットショップなどで簡単に見つけることができます。
スローガンの作り方を紹介しているサイトやYouTube動画などを参考に、推しへの愛を込めた手作りスローガンにチャレンジしてみましょう。
クオリティを求めるなら!業者にお願いする
生地の質感やプリントの美しさなど、クオリティを求めるなら、専門の印刷業者にお願いするのがおすすめ。
「布 スローガン印刷」「ホログラム印刷 スローガン」などでネット検索すると、簡単に専門の印刷業者を探すことができます。パソコンを使って専門のソフトでの入稿が必要な業者もありますが、汎用性が高くお気に入りのデザイン作りをして、発注することも可能です。
価格も一度に発注する枚数やサイズによって異なりますが、おおよそ1枚1,500〜2,500円程度と、マスターのスローガンを買うのと変わらない費用で作れます。
スローガンの飾り方や収納方法
持ち帰るときから大事にしたい!スローガンの収納方法
スローガンは大切な推しグッズなので、まずは折り目を付けたりせずにきれいに持ち帰りたいですよね。
A4やB4サイズの紙スローガンなら、一般的なクリアファイルがおすすめ。
60×30cmの布スローガンは、100円ショップなどで購入ができるクリアボトルにまるめて収納すれば、シワになることもなくきれいに持ち帰ることができるうえ、そのままディスプレイすればおしゃれに飾れて、一石二鳥です。
そのほかにも、インターネットで「K-POPスローガン バインダー」と検索すると、60×30cmサイズの大型バインダーも見つかります。
また、きれいに保管・収納しておけば、次のイベントの際にすぐに使えたり、コレクションとしても楽しめますよね。
穴を開けずに飾る方法は?
スローガンに穴を開けずに飾る方法の大定番といえば、「ウォールグリッドラック」です。
かわいいクリップなどを使って、スローガンを広げて飾るほか、専用のポーチに入れてぶら下げて飾るのも人気。
また、スローガンだけでなくトレカやポストカードのほか、形状を活かして缶バッジやキーホルダーも付けられ、かごパーツなどと組み合わせれば、ペンライトまでまとめておしゃれに飾ることができるアイテムです。
さらに、ウォールグリッドラックを電飾などで装飾すればSNS映えし、おしゃれに推し活を楽しめます。
そのほかにも、100円ショップで購入可能な「ウォールバー」を使用すれば、スローガンの端を挟み込むだけで簡単にタペストリー風に飾ることができます。
スローガンの注意点・ルール
持ち込めない会場がある
K-POPコンサートでは、非公式グッズの持ち込みが禁止、または制限されている場合があります。
これにはいくつかの理由があり、アーティストの名前や写真を無断使用したスローガンを含む非公式グッズは、アーティストの肖像権や著作権などの権利侵害にあたることがあるからです。
大きすぎるボードやうちわ、スローガンは、ほかのファンの視界を遮る可能性があるほか、公式グッズの価値を守るためにも持ち込みに制限がかかるケースも少なくありません。
また、前述したように「White Reflection Slogan」など照明に反射するスローガンは、コンサートの演出の妨げになるため使用を制限される場合があるので、来場前の確認が必要です。
著作権・肖像権を守る
オリジナルのスローガンを作る際、特に気を付けたいのが著作権、および肖像権です。
アーティストの写真やロゴを無断で使用すると、著作権や肖像権の侵害になる可能性があるので、必ず事務所のガイドラインを確認しましょう。
また、マスターが撮影した写真を無断で使うことは原則として禁止されています。多くのマスターが「保存・個人使用OK/再配布・加工・商用NG」と明記しており、オリジナルグッズに使用すると著作権と肖像権の侵害になります。
もしも勝手に使用して作ったスローガンがマスターに見つかった場合はトラブルになる可能性も。
コンサート前にSNSなどで公開しない
スローガンイベントのために受け取ったスローガンの写真投稿は、コンサートやイベントが終了したあとにおこないましょう。
これにはさまざまな理由がありますが、運営から正式に許可を得ていない「非公式」でおこなわれる場合、SNSの投稿によって関係者に見つかると、中止命令や没収、配布中止につながることがあるからです。
また、SNSで拡散することによって配布場所に人が殺到するなどのトラブルや、周囲への迷惑がかかるリスクもあるため、イベント主催者の方針を確認しましょう。
こうしたルールは、イベントを安全・円滑に楽しむためのファン同士の思いやりです。マナーを守って、スローガンイベントを盛り上げましょう。
肩幅を超える大きなスローガンはNG
K-POPのコンサート会場は、座席幅が広くなく、特にアリーナ席の場合はパイプ椅子がほとんど。隣の人と簡単に接触してしまうほどの距離感です。
そのため、オリジナルのスローガンを作る際には、両手を大きく広げないと持てないような、肩幅を超える大きなサイズはNG。マスターが作るスローガンの幅60cmを目安に作るのがおすすめです。
また、スローガンを掲げるときにも、胸の高さで。顔より上に掲げてしまうと後方席の人の視線を妨げるので、掲げ方も配慮が必要です。
スローガンで“K-POP推し活”をもっと楽しく!
K-POPスローガンは、コンサートではアイドルに思いを伝え、ファン同士の連帯感を生み出し、さらにインテリアとして部屋にも飾れるなど、推し活をより楽しくしてくれるアイテムです。
自分だけの気持ちを込めたスローガンで、ライブの思い出を特別なものにしましょう。
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韓流ブーム初期から長年にわたり韓国文化に親しみ、K-POPを中心に、音楽、ドラマ、映画、食、旅行のほか、言語や歴史まで幅広く探究してきた“韓国マニア”です。多彩なジャンルに触れて培った“総合力”を強みに、アーティストの魅力や最新のK-POPシーンをわかりやすくお伝えし、韓国をより身近に感じていただける記事づくりを心がけています。


