この記事を読んでわかること
公式の先行・一般販売でチケットが取れなかった場合は、「チケジャム」や「チケット流通センター」などのチケットリセールサービスを活用すれば、希望のチケットが見つかるかもしれません。ライブ・舞台・スポーツまで、幅広いジャンルのチケットを安心・安全に取引できる仕組みが整っています。
※本記事では、入手しやすさの観点から複数のチケット取引サービスを紹介しています。特定サービスのみを推奨するものではありません。
viagogoは詐欺サイト?

viagogoは実在する二次流通市場ですが、掲載券の有効性まで主催者が保証する公式販売先ではありません。
viagogoは、買い手と売り手のチケット取引を仲介するマーケットプレイスです。現在のviagogo公式会社情報では、運営主体としてスイス・ジュネーブの「viagogo GmbH」が掲載されています。
サービスや運営会社が実在することと、出品された個々のチケットが必ず有効であることは別の問題です。出品者から受け取ったチケットが、公演の名義・本人確認・譲渡・電子チケット分配などの条件を満たしていなければ、会場で使えない可能性があります。
| 確認したい点 | 判断 |
|---|---|
| viagogoというサービスは実在するか | 運営会社と公式サイトが存在します |
| すべての公演で公式販売先なのか | 公演ごとに主催者の指定を確認する必要があります |
| 掲載チケットなら必ず入場できるか | 主催者による一律の入場保証はありません |
| トラブル時の保証はあるか | viagogo保証がありますが、条件と審査があります |
「実在するサービスだから必ず入場できる」「保証があるから何を買っても大丈夫」という意味ではありません。
なぜ「詐欺では?」と検索されているのですか?
公式サイトとの誤認、高額な販売価格、追加費用、取消しの難しさなどが不安につながっています。
日本では2019年、消費者庁がviagogoに関する注意喚起を公表しました。公式サイトだと思って購入した、カウントダウン表示に急かされた、転売サイトと気付いてキャンセルを求めても応じられなかった、といった相談が背景にあります。
オーストラリアでも、過去の価格表示や公式販売元と受け取られかねない表示などをめぐり、2020年に制裁金が命じられました。一方、EUでは2024年、手数料・売り手・カウントダウン表示などの透明性を改善する約束が公表されています。
これらはそれぞれ特定の時期・地域に関する行政対応です。過去の指摘だけで現在のすべての取引を詐欺と断定せず、現在の購入画面と公演条件を確認する必要があります。
viagogoの仕組みと公式販売との違い
viagogoでは第三者の売り手が価格やチケットを提示し、サービス側が売買と受け渡しを仲介します。
主催者や公式プレイガイドがチケットを直接販売する仕組みとは異なり、viagogoの掲載価格は出品者が設定します。そのため、定価より高い場合も安い場合もあり、掲載価格だけでは適正価格か判断できません。
検索結果に表示されても公式販売とは限りません
検索順位や広告表示は主催者との提携を示すものではなく、公演公式サイトでの確認が必要です。
アーティスト名や公演名で検索した際、viagogoのページが公式サイトより上に表示されることがあります。しかし、検索結果の上位表示やアーティスト写真の掲載だけでは、主催者指定の販売先かどうかを判断できません。
公演公式サイトの「TICKETS」「BUY TICKETS」「AUTHORIZED TICKET SELLER」などの案内から販売ページへ移動する方法が確実です。
表示価格と最終的な支払総額は分けて確認します
チケット価格だけで判断せず、手数料・配送費・税・決済通貨を含む最終画面を確認してください。
海外公演では、表示通貨とカードの請求通貨が異なることがあります。カード会社の海外事務手数料や為替レートによって、日本円での請求額が想定より増える可能性もあります。
注文確定前に、次の項目をスクリーンショットで保存しておきましょう。
- チケット代金と枚数
- 予約・サービス手数料
- 配送費や税金
- 決済通貨と最終支払総額
- 座席、エリア、視界制限などの出品条件
- 受取予定日とチケット形式
海外公演チケットで注意したい7つのリスク
海外公演ではチケットの真贋だけでなく、名義・アプリ・通信環境・現地規約まで入場に影響します。
| 主なリスク | 購入前に確認すること |
|---|---|
| 公式販売との誤認 | 主催者公式サイトにviagogoへの案内があるか |
| 本人確認・名義不一致 | 購入者本人の身分証や元の購入者の同行が必要か |
| 譲渡・転売禁止 | 公演規約で第三者への譲渡が認められているか |
| 電子チケットを受け取れない | 現地のTicketmasterやAXSなどのアカウントが必要か |
| 公演直前まで届かない | 注文に表示された受取予定日が渡航日より前か |
| 支払総額が高くなる | 手数料、配送費、税、通貨を含む最終金額はいくらか |
| 入場できても遠征費は戻らない | 航空券やホテルを変更・取消しできる条件にしているか |
海外公演では「チケットを受け取れたこと」と「会場へ入場できること」を分けて考える必要があります。
名義・本人確認・譲渡条件は公演ごとに異なります
チケットを転送できても、名義不一致や本人確認によって入場できない公演があります。
特にファンクラブ先行、VIPパッケージ、サウンドチェック、ミート&グリートなどは、通常席より厳しい条件が設定されることがあります。購入者本人の身分証、購入時のクレジットカード、会員証などを求められる場合もあるため、出品ページの説明だけで判断しないでください。
対象公演の公式サイト、公式プレイガイド、会場案内で、次の文言を確認します。
- ID check、Photo ID required
- Lead booker must attend
- Non-transferable
- Resale prohibited
- VIP benefits are not transferable
電子チケットは別会社のアプリで受け取る場合があります
モバイル転送券では、TicketmasterやAXSなど元の販売会社のアカウントが必要になる場合があります。
viagogoの受取状況に関する案内では、モバイル転送券の場合、viagogoからの通知とは別に、元のチケット販売会社から受取用メールが届くと説明されています。
渡航前に、使用する国・地域の公式アプリをインストールできるか、SMS認証や電話番号登録が必要か、現地で通信できるかを確認してください。QRコードが時間ごとに変わるチケットでは、スクリーンショットだけで入場できない場合があります。
チケットが公演直前まで発行されない場合があります
元の販売元が発券を遅らせる公演では、公演24時間前まで受け取れない可能性があります。
viagogoの公式ヘルプでは、チーム・会場・アーティスト側の設定により、チケットが公演24時間前まで発行されない場合があると案内しています。
注文確認メールとアカウント内の受取予定日を確認し、渡航日と重なる場合は旅行予定を登録します。紙チケットをホテルで受け取る場合は、ホテルが荷物を受領・保管できるかも事前確認が必要です。
viagogo保証の内容と限界
viagogo保証は代替券や返金の可能性を示す制度で、主催者による入場保証とは異なります。
viagogoの利用規約では、売り手が掲載したチケットを提供できないなどの問題が発生した場合、条件に基づいて代替チケットまたは返金を提示する仕組みが示されています。
ただし、保証があるからといって、入場条件を満たさないチケットを安心して購入できるわけではありません。主催者が非公式ルートのチケットを無効とした場合や、購入者が受取手続きを完了していない場合など、状況によって判断が分かれる可能性があります。
主催者はviagogo購入券の入場を保証していません
少なくともLive Nation Japanは、viagogo購入券の入場や真贋を保証しないと案内しています。
Live Nation Japanの公式FAQでは、公演特設サイトに掲載された公式販売チャネルでの購入を求め、非公式サイトや個人間売買で購入したチケットの真贋確認は行わないとしています。
主催者がviagogoを公式リセールとして指定していない公演では、viagogo独自の保証と主催者の入場判断は別だと理解しておきましょう。
購入者都合のキャンセルや交換は原則できません
購入後に予定が変わった、価格を見間違えたなどの自己都合では、原則として取消しできません。
日時・都市・枚数・席種・通貨を間違えても、注文確定後は自由にキャンセルできるとは限りません。「あとで取り消せばよい」と考えず、確定ボタンを押す前に全項目を見直してください。
中止と延期・日程変更では返金の扱いが異なります
中止では現金返金を選べますが、延期・日程変更では原則としてviagogoから返金されません。
viagogoの公演変更・中止に関する案内では、完全に中止された公演について、支払額の120%相当のクレジットが付与され、希望すれば元の支払方法への現金返金を申請できると説明されています。
一方、延期・日程変更ではチケットが変更後の日程に有効とされ、viagogoからの返金は原則行われない案内です。渡航できなくなった場合でも、航空券やホテルを含めて返金されるとは限りません。
なお、現金返金の処理期間はviagogo公式ヘルプ内でも「5日」と「10営業日」の異なる記載を確認できます。実際の注文画面、メール、個別案内に表示された条件を優先してください。
入場できなかった場合はその場で証拠を残します
入場拒否や未着が判明したら、会場を離れる前にサポートへ連絡して記録を保存してください。
保証の審査では、問題が起きた状況を示す資料を求められる可能性があります。可能な範囲で、次の情報を保存しましょう。
- 注文番号と注文確認メール
- 出品時の座席・チケット条件
- 受取メールと転送履歴
- アプリに表示されたエラー画面
- 入場ゲートや会場スタッフから受けた説明
- viagogoサポートとのやり取り
- 問い合わせを行った日時
申告期限は規約や注文条件によって変わる可能性があるため、帰国後まで待たず、問題が判明した時点ですぐに連絡してください。
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viagogoで購入する前のチェックリスト
購入前に公式ルート、入場条件、受取方法、総額、保証条件の順で確認するとリスクを減らせます。
- 公演公式サイトを確認する
公式販売や追加販売、主催者指定の公式リセールが残っていないか確認します。 - 開催国と主催者の規約を読む
転売・譲渡、名義、本人確認、年齢制限、VIP特典の条件を調べます。 - 出品内容を保存する
席種、枚数、視界制限、チケット形式、受取予定日を記録します。 - 電子チケットの受取環境を整える
現地版アプリ、電話番号、メールアドレス、モバイル通信の条件を確認します。 - 支払総額を確認する
手数料、配送費、税、通貨、カード会社の海外手数料まで考慮します。 - 中止・延期・未着・入場拒否を分けて確認する
それぞれで返金や保証の条件が異なります。 - 遠征費を変更可能な条件にする
航空券やホテルは、チケット保証の対象外になる前提で選びます。
ひとつでも確認できない重要条件がある場合は、購入を急がず主催者や公式プレイガイドへ問い合わせるのが安全です。
購入後にチケットが届かない・入場できない場合の対応
注文履歴、受取予定日、迷惑メール、元の販売会社の通知を確認してから早急に連絡します。
- viagogoへログインし、「注文」から受取予定日とステータスを確認する
- 迷惑メールを含め、viagogoと元のチケット販売会社からのメールを検索する
- TicketmasterやAXSなどのアカウントへログインし、保留中の転送がないか確認する
- 受取予定日を過ぎていれば、注文詳細からviagogoサポートへ連絡する
- 公演当日の未着・入場拒否は、会場を離れる前に緊急サポートへ申告する
- 注文画面、エラー、連絡履歴などの証拠を保存する
viagogoとの交渉で解決しない場合は、決済会社へ相談するとともに、海外事業者とのトラブルを扱う国民生活センター越境消費者センター(CCJ)へ相談できます。
緊急性のない一般的な消費者トラブルは、消費者ホットライン「188」から地域の消費生活相談窓口につながります。
公式販売・公式リセール・viagogoの違い
同じチケット購入でも、運営主体と入場条件への関与が異なるため、公式ルートを最優先にします。
| 購入方法 | 位置付け | 価格 | 入場条件 | 優先度 |
|---|---|---|---|---|
| 公式販売 | 主催者・会場・指定プレイガイドによる販売 | 公式に設定された価格 | 公式案内で確認できる | 最優先 |
| 公式リセール | 主催者が指定した再販売制度 | 制度ごとの価格ルール | 公式システム内で処理される | 公式販売の次に確認 |
| viagogo | 第三者間取引を仲介する二次流通市場 | 売り手が設定し、手数料等が加わる | 公演公式情報との照合が必要 | 条件を理解したうえで判断 |
viagogoに掲載されていることだけでは、主催者が転売や譲渡を認めている根拠にはなりません。
まとめ
viagogoを一律に詐欺とは断定できませんが、海外公演では公式販売より多くの確認とリスク判断が必要です。
viagogoは買い手と売り手を仲介する二次流通市場であり、主催者指定の公式販売先とは限りません。viagogo保証が用意されていても、本人確認、名義、譲渡禁止、電子チケットの仕様などにより、会場で入場できない可能性は残ります。
公式販売、追加販売、主催者指定の公式リセールを先に確認し、それでも利用する場合は、総額・入場条件・受取予定・保証条件を注文確定前に保存してください。問題が発生した場合は帰国後まで待たず、その場で証拠を残してサポートへ連絡しましょう。
よくある質問(Q&A)
viagogoの安全性や返金を判断するときは、サービスの存在と個別チケットの有効性を分けて考えます。
viagogoは詐欺サイトですか?
実在する二次流通サービスですが、個々の掲載チケットが有効であると主催者が保証するサイトではありません。
運営会社と取引制度は存在するため、サイト全体を一律に詐欺と断定するのは正確ではありません。ただし、公式販売との誤認、高額な価格、未着、入場拒否などのリスクがあるため、慎重な確認が必要です。
viagogoで買ったチケットなら必ず入場できますか?
必ず入場できるとは限らず、公演の名義・本人確認・譲渡条件を満たす必要があります。
主催者が非公式販売先から購入したチケットの入場や真贋を保証しない場合があります。チケットを受け取れても、購入者本人限定や譲渡禁止の条件に抵触すれば入場できない可能性があります。
viagogoで購入した後にキャンセルできますか?
購入者の都合によるキャンセルや交換は原則できないため、注文確定前の確認が重要です。
日付・都市・枚数・座席・通貨の間違いも自己都合として扱われる可能性があります。購入前に最終画面を保存し、内容に誤りがないか確認してください。
viagogoのチケットはいつ届きますか?
注文ごとの受取予定日までに届く案内ですが、公演24時間前まで発行されない場合があります。
注文履歴に表示された予定日と渡航日を照合してください。モバイル転送券では、TicketmasterやAXSなど元の販売会社から別途受取メールが届く場合があります。
入場できなかった場合は返金されますか?
保証の対象になれば代替券や返金の可能性がありますが、自動的に返金されるとは限りません。
注文条件と保証規定に基づく確認が行われます。入場拒否が判明したら会場を離れる前にviagogoへ連絡し、エラー画面や会場で受けた説明などを保存してください。
公演中止なら航空券やホテル代も補償されますか?
チケットの保証だけで海外渡航費や宿泊費まで補償されるとは考えないほうが安全です。
遠征費は、変更・取消しが可能な航空券や宿泊プランを選びましょう。旅行保険を利用する場合も、公演中止やチケットトラブルが補償対象になるかを契約前に確認してください。
この記事で参照した主な公式情報
サービス仕様は変更されるため、購入時には以下の公式ページと公演公式案内を再確認してください。
- viagogo グローバルユーザー契約
- viagogo 会社情報
- viagogo 注文の受取状況
- viagogo 公演当日までチケットが届かない場合
- viagogo 延期・日程変更・中止時の案内
- Live Nation Japan 非公式サイトで購入したチケットの案内
- 伊勢市 チケット転売サイトに関する注意喚起
- 国民生活センター越境消費者センター(CCJ)
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