卓越した音楽とパフォーマンスで、「ダイヤモンド型新人」とも称されたARrC（アーク）。
今回はARrCのプロフィールや日本人、脱退メンバー、新メンバーについて紹介します。人気曲や2025年7月のカムバック情報についてもまとめているので、ぜひ最後までチェックしてください。
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ARrCとは？
ARrCは、韓国の芸能事務所MYSTIC STORYから2024年8月19日にデビューした7人組の多国籍ボーイズグループです。
MYSTIC STORYが長年にわたり培ってきた体系的なトレーニングシステムのもと、ボーカル・ラップ・ダンスのすべてにおいて高い完成度を誇る初のボーイズグループとして誕生しました。グループのパフォーマンスは力強さと繊細さを併せ持ち、洗練されたダンス構成や美しいフォーメーションが魅力。
さらに、安定感あるボーカルと表現力豊かなラップも特徴で、デビュー直後から韓国国内外のファンから熱い注目を集めています。
メンバーには、ZEROBASEONEを輩出した『BOYS PLANET』や、『CLOSE YOUR EYES』を生んだ『PROJECT 7』の出演者も含まれており、次世代を担う新人グループとして期待されています。
グループ名の意味とファンネーム
ARrCというグループ名は、「Always Remember the real Connection」の略称で、空間や時間、個々の違いを超えてお互いの真実のつながりを大切にするという意味が込められています。
この想いには、音楽を通じて世界中の人々と心を通わせ、良い影響力を届けるアーティストへと成長していきたいという抱負も込められています。
また、ARrCは2024年12月24日、公式ファンコミュニティWeverseを通じて公式ファンネーム「ARrCer（アーカー）」を発表しました。
これは「With ARrC, Eternally Related to each other」の略で、ファンがARrCとともに持続的で深いつながりを感じながら歩んでいく存在であることを意味しています。
単なる「ARrCを作る人」という解釈にとどまらず、互いに永遠に連結された関係性を象徴する言葉として、ファンからも大きな反響を呼びました。
1st EP「AR^C」でデビュー
ARrCは2024年8月、1st EP『AR^C』で正式デビューを果たしました。
タイトル曲「S＆S（sour and sweet）」は、イソップ寓話「すっぱい葡萄」をモチーフにした楽曲で、欲望や葛藤をARrCならではの感性で描き出しています。
新人とは思えない完成度の高い音楽とパフォーマンスを披露し、「ダイヤモンド型新人」と称されるインパクトあるデビューを飾りました。
このミニアルバムには、タイトル曲を含む全5曲が収録されており、すべての楽曲に寓話をベースとしたストーリー性が込められています。リスナーにより近づきたいという想いを込め、ARrCが独自の視点で物語を解釈し、音楽として表現しているのが特徴です。
デビューに先立って先行公開曲「dummy」もリリースされ、ARrCの世界観への期待が一気に高まりました。
ARrCのメンバープロフィールを年齢順に紹介！国籍、日本人、脱退メンバーなど
ここからはARrCのメンバープロフィールを年齢順に紹介します。
KIEN（キエン）
生年月日：2004年12月19日
出身地：ベトナム・ニントゥアン省
国籍：ベトナム
MBTI：ESFP
ポジション：リードボーカル、リードダンサー
ARrCのなかでもひときわ落ち着いた雰囲気を持つKIENは、グループの最年長メンバーです。
端正な鼻立ちと繊細な手元が印象的で、静かな存在感が見る人の目を引きつけます。
子供の頃から音楽とダンスに親しみ、「いつかステージで自分の好きなことを届けたい」という夢を育んできたKIEN。もともとはTikTokで活動していましたが、アイドルの道を志すと同時にSNSアカウントを閉じ、本格的に夢に向かって歩み始めました。
歌とダンス、どちらにも高いレベルで対応できるオールラウンダーで、表情の作り方や動きの一つひとつに繊細な表現力が光ります。
穏やかな笑顔と、目元に宿るあたたかさも、多くのファンに愛される理由のひとつです。
HYUNMIN（ヒョンミン）
生年月日：2005年4月11日
出身地：韓国・ソウル特別市
国籍：韓国
MBTI：ENFP
ポジション：リーダー、メインラッパー
HYUNMINは、ARrCのリーダー兼メインラッパーとしてグループをけん引しています。
明るくエネルギッシュなキャラクターが魅力で、ステージの上でも外でも、常にポジティブなムードを生み出すグループの中心的な存在です。
幼い頃から姉の影響でK-POPに親しみ、音楽とダンスで感情を表現するアイドルたちに憧れて歌手の夢を持つようになったそうです。
中学時代にPLEDISエンターテインメントからスカウトを受け、その後SOURCE MUSIC、Jellyfishエンターテインメントといった複数の事務所で練習生として実力を磨いてきました。
オーディション番組『BOYS PLANET』では第8話で惜しくも脱落しましたが、その経験を経てさらに成長し、ARrCの顔として新たなスタートを切りました。
CHOIHAN（チェハン）
生年月日：2007年4月10日
出身地：韓国
国籍：韓国
MBTI：INTP/INTJ
ポジション：メインラッパー、メインダンサー
CHOIHANは、ARrCのサブリーダーとしてグループを支える存在です。
力強さとしなやかさを併せ持つダンスと、リズム感に優れたラップでパフォーマンスの核を担っています。
子役として芸能活動をスタートし、MBCドラマ『輝くか、狂うか』では俳優チャン・ヒョクさんの少年時代を演じたほか、韓国のビタミンブランド「SOLAR-C」のCMにも出演しました。そんななかで、音楽番組のステージに立つアーティストたちの姿に憧れ、自身も歌手を目指すようになりました。
2021年にはサバイバル番組『極限デビュー 野生ドル（WILD IDOL）』に出演。ラップポジションとして参加し、第3話での脱落という結果にはなりましたが、その確かなスキルと存在感で視聴者の印象に強く残りました。
この経験から、ARrCのなかでも早くから注目を集めるメンバーとなっています。
ANDY（アンディ）
出身地：アメリカ・カリフォルニア州
国籍：アメリカ、日本
MBTI：ENFP
ポジション：不明
ANDYは、2025年1月31日にARrCへ正式加入した新メンバーです。
韓国語・英語・日本語の3ヵ国語を自在に操り、外国籍メンバーとの橋渡し役も担うなど、グループの潤滑油のような存在として親しまれています。
15歳のときに韓国へ渡り、約2年間にわたり地道なトレーニングを重ねてきました。
2024年にはサバイバルオーディション番組『PROJECT 7』に参加し、最終話で惜しくも脱落しましたが、その実力と人柄は多くの視聴者に強い印象を残しました。
練習生時代からARrCのメンバーたちとともに時間を過ごしていたこともあり、正式加入後はすぐにグループに溶け込んでいます。
しなやかで繊細なダンスを得意とし、パフォーマンス中に見せる表情の切り替えも圧巻。
明るく元気な「人間ビタミン」のようなキャラクターでありながら、音楽が始まると一瞬で空気を変えるギャップも魅力のひとつです。
RIOTO（リオト）
生年月日：2007年8月25日
出身地：日本・東京都
国籍：日本
MBTI：ISTP
ポジション：ボーカル、ダンサー
RIOTOは、ARrCでメインダンサーを務める日本出身のメンバーです。
姉が好きだったBTSの影響で自然とK-POPの世界に興味を持つようになり、2022年に韓国へ渡り、アイドルとしての夢を本格的に追い始めました。
ジュノンスーパーボーイコンテスト第35回にも出場した経験があり、その整ったビジュアルと表現力の高さにも注目が集まっています。
正直な性格と目つきのかっこよさがチャームポイントで、真っすぐな姿勢と情熱がファンの心を惹きつけています。
繊細な動きの中に強さを秘めたダンスと、豊かな表情で魅せるステージングは、ARrCのパフォーマンスに欠かせないエッセンスとなっています。
DOHA（ドハ）
生年月日：2008年2月10日
出身地：韓国
国籍：韓国
MBTI：ISTP
ポジション：メインボーカル
DOHAは、グループ最年少でありながら、深みのある低音ボイスと安定した歌唱力を武器に、バラードからアップテンポな楽曲まで幅広くこなすメンバーです。
小学4年生のときに観たBTSの「IDOL」のミュージックビデオがきっかけでダンスを始めたDOHA。過去にはYGエンターテインメントの練習生としても活動していた経験があります。
その後、SSボーカルアカデミーを通じてMYSTIC STORYのオーディションに合格し、現在はハンリム芸能芸術高校の第15期生として学業と芸能活動を両立させています。
ふっくらとした唇や、くしゃっとした笑顔が印象的で、本人いわく「さくらんぼのような唇」がチャームポイント。
また、ステージでは堂々としたパフォーマンスを見せながら、普段は愛嬌のある末っ子らしさでファンを惹きつけています。
JIBEEN（ジビン）
生年月日：2008年8月8日
出身地：ブラジル
国籍：韓国、ブラジル
MBTI：INFJ
ポジション：メインラッパー
JIBEENは韓国とブラジルのハーフで、8歳のときに韓国へ移住しました。
子供の頃はサッカー選手を目指していたものの、BTSのパフォーマンスに心を動かされ、兄のすすめでダンスアカデミーに通い始めたことをきっかけに歌手の道を志しました。ちなみに兄はブラジルで人気のインフルエンサー、キム・ディスキだそうです。
彫りの深い顔立ちとくっきりとした二重、そして高身長に小顔というスタイルの良さも、ステージ上でひときわ目を引く要素となっています。
ARrCの末っ子として、若さあふれるエネルギッシュなステージで観客を魅了しています。
JIWOO（ジウ）※脱退メンバー
[📷]
— ARrC (@official_arrc) December 25, 2024
Happy Merry ARrChristmas 🎁#ARrC #아크#ZIWOO #지우 #ARrChristmas#MerryChristmas pic.twitter.com/W7dRkPBVb1
生年月日：2006年11月16日
出身地：韓国・慶尚北道
国籍：韓国
MBTI：ISFJ
ARrCのメインボーカルとして活動していたジウは、2025年1月22日にグループからの脱退が発表されました。
脱退の理由については詳しく明かされていませんが、「個人的な事情によるもの」とされています。
突然の発表ではありましたが、ジウがこれまでARrCの一員として見せてきた歌声と存在感は、今も多くのファンの記憶に深く刻まれています。
ARrCメンバーの人気順
ここからは、メンバーの人気順を紹介します。
人気順は、XおよびInstagramに投稿されたミニアルバム『HOPE』のコンセプトフォトのいいね数と、「S&S (sour and sweet)」のチッケム再生回数から平均値を算出し、順位付けしています。
| 順位 | 名前 | Xいいね数 | Instagramいいね数 | チッケム再生回数 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | ANDY（アンディ） | 667 | 3,921 | ー |
| 2 | HYUNMIN（ヒョンミン） | 599 | 2,642 | 9.6万 |
| 3 | KIEN（キエン） | 473 | 2,591 | 10万 |
| 4 | CHOIHAN（チェハン） | 527 | 2,402 | 9.9万 |
| 4 | RIOTO（リオト） | 591 | 2,455 | 9.7万 |
| 6 | JIBIEEN（ジビン） | 462 | 2,478 | 9.9万 |
| 7 | DOHA（ドハ） | 509 | 2,311 | 9.8万 |
※チッケムのないメンバーもいるため、順位は参考程度となります。
ARrCの人気曲3選
高いパフォーマンス力と独自の世界観で注目を集めるARrC。
彼らの楽曲には、ストーリー性のある歌詞や洗練されたサウンド、メンバーそれぞれの個性が詰まっており、聴く人の心を惹きつけてやみません。
ここでは、ファンの間でも特に人気の高い3曲を厳選して紹介します。
nu kidz
「nu kidz」は、「枠を破る」というコンセプトを体現した、力強いメッセージソングです。
タイトルの「nu kidz」は造語で、「他人の視線や慣習といった枠にとらわれず、自分らしい方法で人生を切り開いていく主体的な人」という意味が込められています。
楽曲の制作には、TWICEやNCT 127、RIIZEなど数々の人気アーティストの楽曲を手がけたBenjamin55、Stary55、Young Chanceが参加。ARrCならではの洗練されたサウンドに仕上がっています。
ジャンルは、2000年代初頭のヒップホップからインスピレーションを得て再構築されたtriton popです。
シンセサイザーとビートを緻密に組み合わせた構成は、新鮮で個性的な魅力を放っています。
S&S (sour and sweet)
ARrCのデビューアルバム『AR^C』のタイトル曲「S&S（sour and sweet）」は、グループの物語である「ARrC寓話」の始まりを告げる象徴的な1曲です。
ハイパーポップとフードポップの要素を融合させたエレクトリックヒップホップナンバーで、イソップ寓話「すっぱい葡萄」をモチーフに制作されました。
欲しいものがすぐに手に入らなくても、あきらめずに最後まで挑戦し続けようというメッセージが込められており、ARrCらしいエネルギーと前向きさが光る応援ソングとなっています。
dummy
「dummy」は、ARrCのデビューEP『AR^C』に収録されている先行公開曲で、2024年7月26日にリリースされました。
Y2K時代のヒップホップを感じさせる、ブーム・バップビートにアコースティックベースを組み合わせたサウンドが特徴の1曲です。
リズム感のあるビートに合わせて展開されるパフォーマンスでは、ダイナミックな群舞とエネルギッシュな動きが目を引き、ARrCの高い表現力と完成度をアピールしました。
デビュー前から話題を集め、「ダイヤモンド型新人」としての注目度を高めるきっかけとなった1曲です。
ARrC、2025年7月にカムバック！
ARrCが3rdミニアルバム『HOPE』で2025年7月16日にカムバックしました。
今回のアルバム『HOPE』には、タイトル曲「awesome」をはじめ、「dawns」「kick back」「vitamin I」「night life」の計5曲が収録されています。
なかでも「dawns」では、メンバーのCHOIHANとHYUNMINが初めて作詞に参加しており、彼らならではの真正性が込められた1曲として注目を集めています。
また、NCT 127やRIIZEなど数々のK-POPアーティストと制作経験をもつBenjamin 55、Stary 55を含む国内外のトッププロデューサーたちが制作陣に名を連ねており、完成度の高いサウンドとなっています。
さらに、トラックリストイメージには、インドネシアの聖獣「バロン（Barong）」、ポルトガルの伝統祭に登場する「Careto」、そして韓国の伝統仮面「ハフェタル」からインスピレーションを受けたキャラクターが登場し、ビジュアル面でも注目を集めています。
音楽やパフォーマンスにとどまらず、コンセプトやビジュアル面でも独自の世界観を打ち出すARrCに、今後もますます注目です。
ARrCの公式サイト・SNS
ARrCの公式サイトと公式SNSを以下でまとめています。
最新情報に備えてフォローしましょう。
公式サイト・SNSアカウント
・ARrC 公式サイト：ARrC
・YouTube：@official_arrc
・Instagram：@official.arrc
・Twitter：@official_arrc
・TikTok：@official.arrc
ARrCの魅力は、知れば知るほどハマっていく！
完成度の高い音楽とパフォーマンス、多国籍メンバーによる多彩な個性、そして真実のつながりという深いコンセプトを持つARrC。
彼らの世界観に触れるたびに、新たな一面が見えてくるのも大きな魅力です。
今後の活躍がますます楽しみなARrCから、目が離せません。
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